初秋の塔ノ岳と鍋割山へ。神秘のブナ林を歩いてきました。
塔ノ岳を出発し鍋割山へ。コースタイムは約1時間。標高1,300m前後の稜線をゆく軽快なルートです。
塔ノ岳から30分ほどで大丸(1,386m)と呼ばれるピークに到着。丹沢には檜洞丸(ひのきぼらまる)や畦ヶ丸(あぜがまる)など、他の山域にはないユニークな名の山が多くみられます。
ここからが今回の山旅のハイライト。鍋割山まで、美しいブナ林が続くのです。
ブナ林は、自然の力が作り上げた、本来の日本の山の森の姿です。樹冠からほどよい光が降り注ぎ、保水力の高い森は、タヌキやツキノワグマなど、日本に昔から住む動物たちの住処。足元にはキノコや苔の宇宙が広がります。
この木はいつからここにいるのだろう?東京近郊とは思えない、清らかなる世界。自然の神秘に目を留めながら、静かな森林浴を楽しみました。
鍋割山(1,272m)に到着。ブナの森でフル充電。一路下界へ戻ります。
今回使ったアイテム
リュックサック:SL 20 / SL 35 type2、レインウェア