「初夏を迎える前に、起伏や変化に富んだ山に登りたい」ということで、山麓の桜や可憐な花々、残雪をまとった名峰の眺めが素晴らしい、長野県南佐久郡の山々に登って来ました。
短時間でも絶景と達成感が味わえる御座山(おぐらさん)は、長野県南佐久郡にあります。当日は、ゆっくり歩いていても汗が頬をつたう、初夏の様な陽気でした。
これから始まる急登のために、ここでしっかりエネルギーチャージ。沢沿いの落葉松林から約30分後に現れる不動の滝で、心も体も癒されました。
九十九折れの坂や鎖場を登って行くと、ようやく視界が開けます。小休止にちょうど良い岩場で一休みし、金峰山や瑞牆山の展望を満喫。
中途半端に凍った斜面では、チェーンスパイクや軽アイゼンを装着し、慎重に通過。日当たりの良い乾いた道、残雪と凍結の歩きにくい道が交互に現れ、余計な体力と時間を要しました。
木々の間から見上げた山頂。遠い存在に見えますが、ここから数十分後には、あの頂きに立っているかと思うとワクワクします。
チェーンスパイクの着脱を繰り返しながら、ようやく山頂に到着。高度感のある岩稜の頂からは、間近に八ヶ岳連峰や浅間山、瑞牆山から甲武信ヶ岳へ続く奥秩父の山々、富士山や南アルプスの大パノラマが満喫できました。
翌日登る天狗山と男山。背後には、八ヶ岳連峰。
御座山は、シャクナゲや紅葉の季節も素敵な山。アドベンチャーな日帰り登山を楽しみたい方におすすめです。
今回使ったアイテム
フリース:trail fleece jkt (woman)、パンツ:comfy convertible pants、帽子:ventilation classic ST +d