今回は僕が休みの日に、頻繁に通う岩場をご紹介します。
小川山です。クライミングをしている方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。長野県川上村にある日本最大級の花崗岩の岩場です。またキャンパーや釣りをする人にも人気の場所です。
高校生3年生の時にここで初めて本格的なクライミングを体験しました。クライミングを始めたての時でしたが、当時交換留学で来ていたカンボジアのクライマー達と登りに行ってトップロープで 「テンション!」を連呼してたのは今でも忘れられません。その時の悔しさが本格的にクライミングをするきっかけになりました。
最初は学生でお金も無く、ロープを使うクライミングが怖かったのでボルダリングを一生懸命にやっていました。行く前に登る岩を決めて指の皮が無くなるまで打ち込んだり。
小川山はルートでも有名な岩場です。ここ数年はルートばっかりですが、マルチも行くこともあります。何年たっても花崗岩とは仲良くなれませんが、やっぱり高いところに登ること自体はものすごく楽しいです。
小川山のクライミングで欠かせないのは、クラッククライミングです。数々の名課題がいっぱいあります。僕も最近クラックを楽しいと思えるようになりました。
ワイドクラックといって身体の全部を使って登るルートもあります。
気温も下がり空気の乾燥している秋に、長く滞在して難しいルートを登りに行きます。沢山の友人が入れ違いで来てくれて毎日登りに行きます。
最後に小川山といったら、キャンプです。クライミングをした後に、林の中にテント、タープを張って、囲炉裏を作って、暖をとりながらお酒を飲んで談笑する。最高です。クライミングよりこっちがメインになってしまう時もありますけどね。